ノイズ低減機能

先日の蛍を撮影したときに、思ったほどノイズが乗っていなかったので、ノイズ耐性を見てみたくなったので、
確認してみました。
とりあえず、身近なところで、暗くなってからのブロック塀を撮影してみました。

この赤線部分を原寸大で切り出して比較しました。
行った作業の趣旨は、
同一環境下で、ノイズ低減の入り切りによる差を見る。
まず、基準となるISO200での撮影

データは
Tv(シャッター速度)
20 秒
Av(絞り数値)
F5.6
測光方式
評価測光
露出補正
0ISO感度
200
レンズ
EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
焦点距離
20.0 mm
画像サイズ
4272 x 2848
画質(圧縮率)
RAW
ストロボ
非発光
ホワイトバランス
オート
AFモード
マニュアルフォーカス
ピクチャースタイル
スタンダード
現像パラメータ
トーンカーブ : 標準
シャープネスの強さ : –
シャープネスの対象 : –
コントラスト : 0
シャープネス : 3
色の濃さ : 0
色あい : 0
長秒時露光のノイズ低減 : する
高感度撮影時のノイズ低減 : する
高輝度側・階調優先 : する
カラーマトリックス

色空間
sRGB
ファイルサイズ
16279 KB
ダストデリートデータ
なし
ドライブモード
セルフタイマー撮影
ISO1600にして、
Tv(シャッター速度) 3.2 秒
Av(絞り数値) F5.6
長秒時露光のノイズ低減 : する
高感度撮影時のノイズ低減 : する

さすがに、ISO200に比べると、やや荒さが目立っています。
ただ、そこまできついノイズは乗っていません。
ISO1600
Tv(シャッター速度) 3.2 秒
Av(絞り数値) F5.6
長秒時露光のノイズ低減 : しない
高感度撮影時のノイズ低減 : する

長秒時露光のノイズ低減を切った状態での撮影でも思ったほどの悪化は見られません。
黒部分で多少ノイズ感が増えたかも知れませんが、解像度を落とすと判らなくなるレベル。
ISO1600
Tv(シャッター速度) 3.2 秒
Av(絞り数値) F5.6
長秒時露光のノイズ低減 : しない
高感度撮影時のノイズ低減 : しない

高感度時のノイズ低減も切って、処理の完全にない状態。
これでも思ったほどの差は出ておらず、やや拍子抜けな感じ。
確かにノイズ低減を行った画像と細部を見比べるとブロックの部分で色むらが出ている部分も見受けられますが、正直許容範囲内と感じます。
結果として、3秒程度までの画像では、ノイズの発生が少ないのか、思ったよりも差が出ていないのが印象です。

Eos kiss x2使用の感想

ここ2週続けて、週末にデジタル一眼を借りて使用しました。
使用機種は、キヤノン EOS Kiss X2です。

一応、これの元になっているEOS Kiss Digital Xを含め最もベーシックなエントリーモデルです。
この2機種の差は、正直、後継モデルと思っていたんですが、どうやらまだ並列して販売しているところを見ると、やや方向付けを変えているのかとも感じます。
Digital Xに対して、X2の特徴は、
メディアがSDオンリーになっていること、
画素数が1200万画素となっていること、
DIGIC IIIにより14bit化していること
ズームセットには手ぶれ防止のIS付きレンズがセットされたこと。
サイズが小さくなり、重量が軽くなったこと。
3インチの液晶モニターになったこと。
ライブビューが出来るようになったこと。
簡単に挙げるとこの辺りなんですが、
DIGIC IIIによって、連写速度が若干上がったり、
高輝度階調優先処理が出来るようになったり、バッテリーの容量アップにより撮影枚数が増えたりと、細部でのブラッシュアップがなされています。
撮影した写真を見ていくと、画像処理まわりのノイズや階調表現には相当の進歩が見られ、特に高感度時での処理には少し前の入門用デジタル一眼では考えられない位の仕上がりが出来ています。
この辺りを考えても、後継機かとは感じているんですが、
どうなんでしょうね?
上から見ると、A-1よりもかなりコンパクトになっていることが解ります。
レンズがでかいので、ぱっと見は大柄には見えますが、ボディだけだと結構軽く仕上がってます。

やはり、3インチの液晶を見ると今風のモデルなんだと感じます。

操作に関しては、お任せなモード(簡単操作ゾーン)では、フォーカスポイントもお任せになってしまっていて、撮りたい構図ではなかなかピントがきれいに決まらなかったり、少しでも暗いと判断されると簡単にフラッシュたかれてしまうし。。。
昔からのカメラユーザーであれば、ある程度自分で制御できる応用ゾーンでの撮影となると感じます。
ある程度明るい場所でのフォーカスはかなり早く、精度も良いと感じます。
フォーカスポイントの選択は、5D、40Dのようなポインタではなく、カーソルボタンなので、ファインダーをのぞいたままでの選択はややしにくく(慣れはあると思うが)一度ファインダーから目を離しての操作となります。
#40Dとかのポインタは、あれはあれで、意外と斜部分の位置の選択が難しいんではありますが(笑)
性能面で見ていくと、
どうしても、上位機種には引けを取るのは仕方がないにしても、
連続撮影枚数、カタログ上では、RAW+jpegで4枚になっていますが、高輝度階調優先と高感度時ノイズ低減をかけておくと、連続撮影が2枚になるんですよね。
オートブラケットかけても、枚数が足りないので、結局使えないってお話しなんですよね(笑)
出来上がった画像を見る限りは極めて良い味付けになっていると感じます。
操作系で話をすると、
ボタンとダイヤルなので、他のEOSに触れていた人であれば、全く操作に対してのとまどいはなく、多少の違いはあっても何も見ずに適当にいじれば感覚的に判る部分の方が多いです。
ただ、マニュアル露出の絞りの変え方はまだ判っていませんが(笑)
簡単操作ゾーンでのライブビューがないのは正直、どうかとは思います。
使い方考えると、初心者こそそういう使い方をするような感じがするんですが。
デフォルト状態では、
ライブビューのAFが行われない、
ノイズ低減関連が、全てオフになってる等の、有る意味不親切な状態とも取れますが、概ね価格に対しては充分な性能を持ったカメラだとは感じます。
レンズも含め、
それぞれ細かい部分の所感はまた別途記入します。

麦秋

麦畑が良い色になっています。まさに麦秋という呼び名の通りの一面茶色。
麦って、単体で見ると結構格好良いんですよね。
昔から、この形が好きだったりします。
別に、ビールがって訳じゃないんですが(苦笑)

蛍撮影リベンジ

一昨日、蛍を撮影をしようとして、コンパクトデジカメ1台だけ持って行った結果、真っ黒な画像だけを大量に製造してしまい残念な結果となっていたので、リベンジに行ってきました。
今回はちゃんとデジタル一眼と三脚を用意して、
さらに敗因となった、時間帯にも配慮して同じ場所に行ってきました。
今回は、一人だったので、高いガソリンをケチって、環境に配慮してチャリで向かうことに。
日没は7時過ぎなので、完全に暗くなるのが8時頃だですね、
真っ暗になってから準備するのは困るので、家を7時40頃出発。
ものの5分で到着して準備に掛かる。
思ったより結構まだ周りは明るい。
手元は完璧に見える。
蛍は、、、
1・2匹は活動中。
このあたりまでは、AFは使用できていた。
8時を過ぎてようやくまとまって飛ぶようになってきました。
他の子供連れの見物人も2組やってきて、20分頃には文字通りの乱舞状態
昨年はこの状態の時にコンパクトデジタルカメラでもかろうじて撮影できていました。
さすがに完全に暮れた後は、AFは全く役に立たず、スクリーンを見ながらMFにて操作。
で、最も困ったのが露出
絞り優先にすると、解放の2.5では30秒露光。。。
全くダメダメ。
解放域では被写界深度も浅いから絞れないかやってみたけど、露光30秒になってしまうのが根本NGでした。
次に、マニュアル露出と言うことで、Mモードにするものの。。。
シャッタースピードは変更できるが、絞りが5.6で固定???
当然、マニュアルなぞ借りてきておらず、(有っても暗くて読めないが)適当にボタンを押してみてやってはみたものの。。。
結局解らず。
結局スピード優先で露光時間を変えながらやってみて、
感度も順番に変更してみながら、、、
結局、答えは、
感度は最大値、
レンズは絞るときれいな色の発色ではなくなる(暗くなる)から解放値
露光時間は、1/10位でもタイミングが合えば写るが、点にしかならないし、数が少なすぎ。
4秒~10秒がおいしい辺り、ただ今回の場所では10秒だと下の川が明るくなり過ぎるような感じも受けました。
遠くに街灯があるので、その反射が写っています。
2Gのメモリーに約90枚
フィルム撮影と根本的に異なるのが、
撮った直後のプレビューが有るから、次の手を打てるのが凄く便利です。
フィルムでは仕上がってからしか結果が分からないし、ましてお金掛かって仕方がないしねぇ、
ボーナスが出たら、マジで考えたい、、、が、予算を考えると、、、ふぅ。
今回一番きれいに撮れた画像がこれ。

撮影時の詳細データは下記のとおり。
ファイル名 IMG_2852.JPG
カメラ機種名 Canon EOS Kiss X2
撮影日時 2008/06/07 20:24:40
撮影モード シャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度) 8
Av(絞り数値) 2.5
測光方式 評価測光
露出補正 0
ISO感度 1600
レンズ EF50mm f/2.5 Compact Macro
焦点距離 50.0 mm
画像サイズ 4272×2848
画質(圧縮率) ファイン
ストロボ 非発光
ホワイトバランス オート
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャースタイル スタンダード
シャープネス 3
コントラスト 0
色の濃さ 0
色あい 0
色空間 sRGB
長秒時露光のノイズ低減 1:自動
高感度撮影時のノイズ低減 1:する
高輝度側・階調優先 1:する
ファイルサイズ 3632 KB
ドライブモード 1枚撮影

蛍 その2

昨日、家の前で蛍を見たので、嫁さんと一緒に近くの蛍が多いところに見に行きました。
時間が合わなかったからか、まだなのか、同時に光っているのは5・6匹位
橋の上から見ていたんですが、反対側を見ても同じような感じで、思ったよりは少なかったのが残念。
週末にもう少し早い時間に行ってみないと駄目かな?
写真を撮ろうとしたが、数が少ないのもあり、近くを飛ぶ個体が少なかったため、昨年のような感じでは写らず、どう見ても真っ暗な画像のみ。
フィルムで長時間露光すれば写るんだろうけど、そこまでしなくても。。。
と言う事で、今週末に期待です。

今日、会社から帰って、家の横で隣人と話をしていると、蛍が飛んでいた。
昨年行った近所の場所には、昨日結構飛んでいたとも教えて頂いた。
週末にでも見に行ってみよう。
先週、飛行機を見に行ったときに寄った上月PAの人も既に飛んでると言ってました。
そろそろシーズンですね。

今日の1枚

晴れていて、時間があったので、昨日に続き、今日も散歩がてら、うろついてみました。
とりあえず、今日裏山で見つけた山菜。

細かい部分まできれいに写っていたので、原寸大も入れておきます。
原寸大画像は、ここをクリックしてください。(ファイルサイズ約3.2M)
これは食べてませんが、
蕗は食べました。

これはどうも育てているような感じなので摘まなかったんですが、
山の裾には結構勝手に自生しています。
お茶も生えています。
竹も生えているので、タケノコは掘れますね。
今は、細い竹のタケノコが採れます。