フィールドスコープ

フィールドスコープを入手しました。
先日行った、宍道湖自然館 ゴビウスの横にある宍道湖グリーンパークで触発され(笑)
ヤフオクにて中古のフィールドスコープを購入。

送料込みで、¥10,000-でおつりが数百円って価格でした。
新品は以前から何回か店で見ていましたが、ケンコーやビクセンの一番安い物で2万円後半って価格です。
本当に使えそうなモデルではおおよそ3万円後半は見ておく必要があります。

VANGUARDと言うメーカーのSF-831BGA
20x~60xのズーム接眼が付いてます。
この写真では伸ばしていませんが、先端はフードが5cm程度ではありますが伸びます。
でもって、これ、キヤノンのEFマウントのアタッチメントが付いていました。(購入の動機はほとんどこれですね)
とりあえず、カメラを付けてみると。


こんな感じ。
ただ、、、、
雲台はこれでは完全にNG。
Kiss x2ですら後ろが重く固定するとき、上にずれるの見越して下で固定って話ですね。
当然の事ながら三脚台はスコープだけの時を前提に設計されていて、カメラ無しの肉眼で確認するときはかなりハンドリング良いです。
撮影に使うならバランス雲台は必需ですね。
ただ、鳥を見ようと上に向けるとかなり姿勢はつらいですね。
鳶のような大型の鳥だと電柱に留まってるのを見ると顔アップが可能です!


実際に撮影をしてみると。
条件を揃えるために、感度だけは800に固定
まずは、手持ちの300mmで

[焦点距離] 300.0 mm
[シャッタースピード] 1/1600 秒
[ISO感度] 800
[絞り] F5.6
これを花の部分だけ拡大すると、、、
等倍での360×240の切り出しがこれ。

等倍ですわ(苦笑)
さて、スコープを使うと。
まずは、20x

[シャッタースピード] 1/640 秒
[ISO感度] 800
当然Exif情報確認しても、焦点距離と絞りは出て来ません(笑)
花を切り取ると、1200×800がちょうど。

だから、360×240だと意外にきれいだったりします。
最大倍率の60xだと。

[シャッタースピード] 1/125 秒
[ISO感度] 800
ピント合わせは、はっきり言ってメチャ難しい。
明るい場所だとライブビューが見えにくくて使いづらい。
手で影作ってどうにか確認でしたが、拡大してピント合わせを行う事が出来ればかなりきれいに合わせられるはず。
大判カメラのようにかぶり布でも使えるなら効果絶大でしょうね。
でもって、等倍での切り出し。

コントラストのある部分にはパープルフリンジが発生。
これは20xでも同じ状態で出ています。
肉眼でも、雲を背景にした電柱の様にコントラストのある部分でははっきりと確認が出来ました。
光学設計(製作)が古いのと、適切なコーティングが出来ていないのでしょうね。
まぁ、値段相応って事ですので、ここに文句を付けても・・・(苦笑)
20xでも正直雲台のバランスが悪いので、リモートケーブルは必要です。
60xなんてはっきり言って、ミラーアップも必要かもです。
この画像、ピントが甘いだけではなく、ブレも相当有りそうです。
今日は、やや曇っていたので、SSが遅くなっている事もあって、つらいですね。
使える事は判ったので、しっかり使うには固定方法考えなきゃ。
フォーカスに関しては、フォーカスエイドも使えないので、ダミー接点付いたアダプターとか無いのだろうか。
フォーカスエイドが使えればピント確認はしやすくなるからね。
制止静止物で、月とか写すならこの状態でも充分な感じですね。
今度写してみよう。

「フィールドスコープ」への4件のフィードバック

  1. 制止物じゃなくて、静止物だと思うけど、月はどんどん動いて行きますよぉ。

  2. おぉ!
    ちょっとそこで動かず待ってて(爆)
    って、
    月の明るさが有れば、どんなに低感度でも数秒なんて露光時間は必要ないのと、
    この場合の静止物って、短時間であちこち動く鳥のような極端なものではなく、
    特に距離の変わらないものって事なのですね。
    確かに位置調整も結構面倒ですが、
    ピント合わせが一番の苦労なんですよ(爆)
    現状は二重苦ですね。
    あとで漢字直しときます。
    ありがとです!

  3. お遊びとしては面白い素材かも知れないね。まあコントラストがなくなって完全に眠い画像になっちゃってるけどけどね。あとこの手のものって多分ピンはちゃんと来ることは絶対にあり得ないのではないかと思う。
    これ60倍だと何ミリ相当なんだろう?2000ミリ以上かな?
    変なもん撮るんじゃないよ(笑)!
    あーナノクリナナニFニッパの値段見ていたらため息が出た・・・。ついに200mmも30万の時代か・・・・。

  4. >あゆさん
    そうですね、これ1万円でおつりだからこのレベルのコメントですが、3万円突っ込んでたら少し凹みますよ。
    ちゃんと写すのを前提にすると、ニコンの15万円コースが最低ラインと聞いているので、このレベルなら合格でしょうね。
    一応目的はカワセミの巣を見たいの。
    10x双眼鏡なら持ってるけど昨年見たときは正直小さかったの。
    そう言えば、70-200 F2.8 D300sと同時発表でしたね。
    ナノクリレンズはこれまで抜群の評価だったので、このレンズも良いのが想像できますね。
    キヤノンも、70-200 F2.8Lは新機構の手ぶれ補正入れて刷新のようですから、こっちには期待できますよ。
    望遠Lレンズ(に限らずですが)ここのところかなり発表ペースが空いているのはこの技術待ちだったような感じですね。
    5Dmk2セットで付いてくる分の24-105 F4Lとか
    最近のEF16-35mm F2.8L2辺りは逆光時の特性がかなり良くなっているようなので、コーティングは進化しているはずなので、期待ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です