F1日本GP消滅の危機…撤退を正式発表
経済状況の悪化ってのは判るが、、、
トヨタではやはり自動車文化の維持という責任を負えるほどの責任感はないのか?
と思いきや、ホンダも同類ですね。
トヨタに元々そのようなポリシーがあるとはハナから考えていませんでしたが、
ホンダも昨年からの言動を見ているとヤバイとは感じつつ。。。
鈴鹿だけは別格という意識でいたのが間違いでしたね。
トヨタは金と政治的圧力で富士にF1を持って行ったのは良いけど、2年だけですか?
当初5年とか言ってたのに、気づいたら交互開催、果ては2年で撤退。
拝金主義の企業では儲からないことは一切しない、文化なんてクソ食らえとも取れる行動をなりふり構わず行うのもどうかと思うのだが。
言ってしまえば、F1は無駄な余興という印象を国民にメッセージとして与え、
車は文化や夢ではなく移動するための道具である、必要なければ持たなくて良いし、経済的につらければ手放せばよい。
そういうことを自動車メーカーがメッセージとして国民に送る限り、
国内における自動車メーカーのこれからの自力での浮揚を自ら否定しているのではないかと感じます。
やはり車というのは、移動の道具ではあるけれど、それ以前に夢を乗せて走る物でなければ、経済状態が悪いときでも所有する(し続ける)意欲というのは沸かないのではないだろうか。
確かに企業は利益有っての物であるとはいえ、企業理念のないタダのモノツクリならば、中国を含め途上国に抜かれるのは目に見えているのにね。
まぁ、自動車会社が、F1という金儲けの道具に既に夢は無いのだよと宣言しているのかもしれませんけどね。