キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由

キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由 上
キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由 下
興味があるネタだったので、読んでみました。
結構請負派遣の負の部分書いているなと思って読んだ次第だが、部分的にいただけないなぁという表記も。
5Dに関しての表記だが、プロが~、、、プロサポートはモデル関係無しというのはどこのメーカーもそうなのですが、製品がノートラブルであることを完全に保証するわけではないし、それ以前に、フラッグシップではないセカンド機を持って指すのは明らかにおかしいですね。
ニコンや他のメーカーが不具合皆無なんて言っていますが、D3のファームトラブルなんて、アップデートすると個人では元に戻せないので致命的な話でしたし、初期D300のAFトラブルも有名な話です。
これを伏せてキヤノンだけ引き合いに出すって、余程請負に恨みがあるのかと思って読み終わってから、
こんな記事も見つけて。
ニコン製カメラを支えるタイ工場、現地社員も共有する品質重視のベクトル
筆者見たら同じ人物。
あぁ、ここにもニコン教信者かぁ?
キヤノンは黒字、ニコンは赤字で強いところを叩く気持ちはわかるけど。
ビジネス誌が赤字企業の弁護するために、品質重視でコスト度外視なので赤字になっている企業ですが、姿勢が良いので良い会社ですなんて書いて良いわけもなく、そういう目で、粗探ししながら読むと、
余程、東洋経済誌がニコンから広告費をたくさんもらっているにしても、
これは書いちゃ駄目だろうなって事書いてますよね。
フラッグシップ機を持って、報道のシェア取れないから、キヤノンの製品は派遣のいい加減な兄ぃちゃん姉ぇちゃんが適当に作った粗悪品で、ニコンはタイのエリートが真心込めて作った素晴らしい製品なんだよと、一般アマチュア読者を洗脳してニコンの売り上げアップで広告費増やそう的な意図が垣間見れてしまうのは、穿った見方なのでしょうか?
この記者、もしこのような意図無く、請負のことが言いたいのであれば、
請負派遣だから~って書き方、あまり派遣の人(派遣業社も含む)を馬鹿にしない方が良いんじゃないかな?
正直この請負派遣に関する部分の記事には悪意を感じますから。
そういう視点で、
話を最初のキヤノン記事に戻って読み解くと、
本当にプロならサブ機も一緒に持っているだろうし、それ以前に、1Ds使っての話ではないので、嘘ではないだろうが、どのレベルのプロなのかが極めて怪しい所です。
職業で使用してるレベルの人と話をすると、1Dは信用できても5Dはイマイチ信用できないなんて話は今に始まったことではないので。。。
防塵防滴性能もなければ、バッテリーの持ちも格段に違う、いざというときに1Dは動くけど5Dは動かないなんてプロの常識ってレベルのはずなんですよ。(ま、壊れるのは確かに論外なんですけどw)
報道系だと、会社がプロユース機材として購入しているので、これらは通常のサポートではなくシリアル登録され通常以上の細かいサポートがなされいるので、ここに出てくるような不具合に当たる事って少ないようです(報道で5Dなんて使わないけど)
(また、プロユース機材は制作時から別ラインって噂もあり、そうでなくても出荷段階から選別しているという話も聞くので、、、私が推測するには出荷段階の製品を精度調整をしなおしているレベルだと思いますが)
プロ登録している写真家の機材もボディだけではなく、レンズもすべてプロユース登録されているので、メンテナンスも含めトラブルの報告はすぐに入るし、対策も凄く早いんですよ。
#今回のミラーの件は一般に知れ渡る前にプロユース機で先に対策かかったって言うのは有名な話ですから。
前に似たような記事があって、そこにも書いたのですが、
仕事はキヤノン、趣味はニコンってプロが多数いるのは事実なので、真実はこれが物語ってるんですよね。
キヤノンのプロユースに対するサポート、冗談抜きで凄いものがあって、本体やレンズの性能だけではなく、アクセサリーやその他の細かい製品レベルでも仕事でだと、メーカーが好きだろうが嫌いだろうがキヤノンを使わざるを得ないと言われる事が事実なのですね。
ハイアマチュアをターゲットにしたモデルが、極めて性能良くて、画質的にはプロユースに耐えれるので、このような叩かれる記事ネタにされちゃいますが、D700でこういう事が起きても、プロユースが少ないからネタにもならないのではないかと思ってしまうほど、記事に偏り有りますよね。
シェアの話にしても、従来のフィルム時代のシェアを知っていればまだまだニコンが少ないのは明らかですし、
他メーカーの躍進を考えると、キヤノンが極端に落としたとも考えにくいですよね。
だって、ミノルタ時代と今のソニーではブランド力や販売力が桁違いに上がっていますし、パナソニックなんてフィルム時代には一眼無かったので、このあたりを含めてみれば、ニコンの頑張りは確かに凄いけど、これを理由にキヤノンが落ちたとも思えないですよね。
キヤノンをほめろとは言わないけど、ここのところバランスの悪い記事が多いのはなぜでしょうね。
あ、私、ニコンは好きですよ、だって大阪に行くときは必ずニコンサロンも寄るから(笑)

「キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由」への8件のフィードバック

  1. この記事某巨大掲示板等のカメラ系のスレで超有名だよね。まあ記事の大本のソースは最近のキャノンの「製品の不具合」による故障によるクレームをこっそり修理しておいて抑えきれなくなるまで口外しないという某車会社に似た態度から来るハイアマチュアのキャノンへの不信から来てることは間違いないけど・・・・。(まあ昔はこんな不具合では持ち込めば無償修理だったけど発表はしなかったよなぁ。)確かに5Dはプロもよく使ってたけどあまりにもトロいし信頼性に対する作り込みも中級機なりだからメインでは使ってないだろう!経済紙等にありがちな自分の主張のためには細かい部分(本質的には大事な部分)を捻じ曲げて書くという典型的なものだね。この著者はきっと知り合いにプロカメラマンはいないんだね。記事自体は日本の製造現場における問題点を指摘していたりしてねらいどころは悪くないと思うがカメラのこと全然知らない人が全然調べないで書くから肝心なところ(記事の狙いではどうでもよいところ)がパーな記事になっちゃってるよね。まあ自分もキャノンを問わず最近のデジイチのデリケートさ(すぐピンがずれるとか)は???だからなぁ。

  2. あぁ、やっぱりネタになってますか。
    日付少し前だったからどこかでネタにはなってるかなとも思っていましたが。
    某掲示板はでかすぎて欲しい情報に短時間でたどり着けないんですよね。
    スレ見つけてもある程度取捨選択して情報を篩に掛けないといけないので、なかなか見に行けてないです。
    5D悪い機体ではないのですが、メインでのプロユースとなるとややつらい部分が多いですね。
    正直、あの価格も高すぎると感じる位に。
    センサーや画像エンジンの良さは誰もが認めるところだと思いますが、
    AFシステムは明らかに中級機の凡レベルですからね。
    よく話しに出るプロのフォーカスはマニュアルなんてまことしやかにささやかれますが、それはスタジオ撮影や静物の時の話で、5Dのスクリーンでマニュアルのピント合わせをしたモノが飯のネタに出来るかというと、余程ピントなんてどうでも良い写真(ゴシップ紙のスクープ写真レベルね)でしか使えないと思える位ピントの山なんて分からないですよね。
    だからサブ機にしかなり得ないのかもですけど。
    だって、50Dにフルサイズ素子で5Dですからねぇ(爆)

  3. 本当にキヤノンの中級機のファインダー、もう少し何とかならないのかねぇ。このくらいの機種だとMFでピン合わせたり確認したりする人は多いと思うのだが。ペンタミラーのkissシリーズはまあ仕方ないにしても。
    >だって、50Dにフルサイズ素子で5Dですからねぇ(爆)
    それ言うなら30D+フルサイズ素子=5Dでしょ。

  4. 逆に、kissってある意味凄いかもね。
    40Dとファインダー見比べてそこまで大差が無いから。
    ニコンが結構良いなんて話が出ますが、あのざらつき感が好みかどうかなだけで、D2桁は正直使い物にならないです。
    D3桁は結構マシだけど、あの独特なざらつき感のあるスクリーンで、暗いレンズではむしろ使いにくいのでは?
    D3も同じ系統ですが、暗さはあまり感じないです。
    一番見やすいのて1Dシリーズかも。
    これ、EOS1N時代から見え方の雰囲気変わってないもの。

  5. 数文字多かったので切って続き
    5Dmk2って確かに、AFや持っている仕掛け的には30Dですよね、一応、DIGIC4ってことで50Dかな?
    素子のグリッド距離的には40Dですね。
    先日、仕事先で職業写真家と話してて5Dの性能って話で盛り上がってましたが、使い方としては、三脚たてて静物をライブビューで確認しながら撮ると素晴らしい絵が出来るって話で、
    ここのライブビューってところがミソで、ミラーアップしてないと、振動でぶれちゃうらしい。
    逆に言うと、そこまで判る素子なので、使い方間違えなければ凄い性能なんですって。
    1Dsはミラーアップ無しで使えるので、ミラーの振動吸収やそういうところに金掛かってるかどうの差じゃないかな。
    だって、価格1/3以下ですから。
    たぶんニコンのD700はこういう部分嫌ったんじゃないのかな。
    D3xなんて凄い絵出すって話ですしね。
    同じ素子使ってるソニーと差は何だろうって言う状態らしい。

  6. キャノンorニコンのどちらも使っていない私的にこれらの記事を見ると、
    ニコンのこのトラブルの無さは気持ち悪いを通り越えて、工業製品的にありえない確率とさえ思えました。逆に、ニコンの製品の組立技術レベルが低めで、誤作が全く出ようがないとか・・とは言いつつ、デジイチですので、やっぱり組立に気を使うところは多々ある筈で・・この記事から読み取れるのは、ニコンの隠蔽体質があるのか?キャノンほど酷使されない環境下で使用されているか?位かな(本当にトラブルフリーなのかもしれません)
    確かに、キャノンの不具合発生は、この手の記事に疎い私でも耳にするので、多いのは事実だと思いますが、市中に出回っている、絶対数が全く多いって言うか、イベント会場とかでもキャノンをお持ちの方が圧倒的多数ですし、シェアもこの記事の通りなのででしょうか?って所も気ががかり(シェア位はちゃんと調べているハズだけど)
    <<その2に続く>>

  7. <<その1より>>
    キャノンとしても営利会社ですので利益を上げて、その利益が次期開発費に繋がるの訳ですから、その「枠の中」で仕様と価格の折り合いをつけないといけません。その過程の中で、「微妙な」仕様な機種が出るのも否めません。
    おまけにデジイチブーム?をおかげでターゲットユーザのスキルが拡散しているので、なかなかメーカと「ユーザ」と「仕様」のマッチングを苦慮しているのでは?というジレンマが多機種を展開するキャノンにはあるのではないでしょうか?
    こんなに機種が多かったら、アレって機種も出てくるでしょう。きっと・・
    話は戻りますが、
    ネットの記事はどうしても客観性、分析力が乏しい記事が多く、この記事も取材が偏り気味と言うか、最初から結論ありきの、よいしょ記事のインプレ(特定メーカの悪口を言わない)も多いですし、ただ、記事の質が落ちてきているとは言え、有名な経済紙にこの手の記事が出てしまうと、投資家的にはこの事例が一般的に浸透してしまうのですよね。
    短期的には風評被害的に、会社の価値(ブランド力)が低下する所もありえるので、このあたりは作者(ニコン)の目論見?通りですかね。

  8. >ogeさま
    シェアに関しては、期間販売数をベースにしているのではないでしょうか。
    工業会が統計出しているはずですから。
    ただし、一眼が対象だとは思いますが、数字的に昨年の中般あたりで、D300・D700・D90が出たタイミングだけを抜き出すような恣意的な取り方すると結構ニコンに有利な数字になると思いますよ。
    キヤノンは確かに変なトラブル多いのは確かですけど、ニコンのトラブルが皆無かと言われると、私の周りのニコンユーザーでもAFトラブルでD300を2回交換された人がいます。
    ここはニコン教信者なので、この対応に痛く感激され、良い会社だと感心しきりでしたよ。(苦笑)
    確かにこの手の記事はカメラユーザーが読むための視点の記事というわけではないので、
    経済新聞社の名前で出す記事という点では、何か裏があると感じざるを得ない記事ですね。
    特にビジネスユースで記事を見ている場合は、数字だけを見るわけなので、ヤバイ感じを受けます。
    確かに工業製品としてエラー0ってのはあり得ないので、記事の論法は明らかに工業を知らない筆者というレッテル貼られてもおかしくないですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です