エントリーモデルの価格

先日、書いたエントリーモデルの価格について考察
使ったことのある、キヤノンとニコンに絞った話になってしまいますが、
EOS Kiss X2の価格は通常レンズ込みで約85千円程度(価格.com価格ではなく実売)
同レベルのニコンのモデルだとD60クラスになって、約75千円
さすがにエントリーと言っても、D40まで落とすと、正直物足りないのは確かですね。
価格は5万円台前半(それもほぼ0に近いところで)確実にレンズセットが買えることを考えると爆安ですね。
ただ、ここで、キヤノンの場合は結構使いごたえのあるRAW現像ソフトが同梱されているのに対し、
ニコンの場合は、正直、重い割に調整範囲の少ない、あくまでおまけソフトの領域を出ないソフトが添付されています。
これが約2万円近くするけど別売のCapture NXを購入するとびっくりする位の調整と、使い勝手が得られるんですよね。
エントリー機だからって、RAWファイルで撮らないわけじゃないし、カタログの大きな写真は全てRAWだったりと、この辺りのちぐはぐな対応がやや頂けないと感じます。
まぁ、そんな写真、どう考えても、添付ソフトだけで調整してるとは思えないからね。
当然だろうけど、カタログ写真にノイズのひどい写真や、粒子の粗い写真載せるわけにはいかないだろうし、
オフセット印刷のライン数に合わせた解像度で現像するだろうから、Jpegではしんどいのは判るけどね。
キヤノンの添付ソフトには、Capture NXじゃないとできない、レンズ毎の周辺光量不足に対する補正と、
歪み補正機能が付いているし、RAW画像のピクチャースタイルの変更、ホワイトバランスの変更が出来るようになってますよね。
ダスト補正機能も当然のように付いていたりします。
ダスト補正に関しては、ダストデータはカメラ内にダストデータ持たせているので画像の中に一緒にデータも記録するから、ニコンのように、複数カメラを使用してまとめて修正するときは、カメラ毎のデータを揃える必要が無いのも嬉しい機能です。
使う、使わないは別にして、PC側からカメラをコントロールするにしても、キヤノンはEOS Utilityでコントロールできるけど、ニコンの場合は、Camera Control Proを購入しないといけないというのもどうかと、、、
確かに使い勝手は抜群と思われるし、出来ることは広がるが、このソフトも約2万円。
逆にこれがないと、操作ができないのも確かなんですよね。
レンズの資産が有る場合は、どうしようもなくなるんでしょうけど。
RAWファイルをいじるの前提だと、EOSになるのだろうし、撮った写真はJEPGでほとんどいじらないというのなら、
ニコンになるのかな?
ただ、Capture NXは冗談抜きで、良いソフトなので、これを購入して使うなら、確実にニコンもRAWファイル(拡張子NEFね)は使う価値がありますよね。
ただ、、、、このソフト、マシンパワーかなり必要ですよ。
Digital Photo Professionalも実際に現像掛けると意外と時間が掛かったりして、パワーは必要なんですよね。
特に14ビットの1200万画素ってきついみたいです。
12ビットの1010万画素の時と明らかにスピード違うから。
そう言えば、ダストに関しての対応って、
キヤノンは、サービスセンターに持ち込むと保証期間終わってても掃除無料なんですよ。
その場でやってくれるしね。
ニコンも無料だったっけ?

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